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オヤジのソロ採集:西東京の丘陵地、花境期下見編

※ この記事は番外編です。

父がソロで「花境期の移り変わり状況確認」と「あまり足を運んでない地域のロケハン」に行ってくれました。

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2017年 4月30日 東京都某丘陵地近辺

2017年に入ってからの約4カ月・・・仕事があまりにも多忙な為、なかなか採集に行けない状況でした。

(前週に行ってるんですけどね・・・)

そんな危機的状況からようやく抜け出せそうで、GWに突入したこのタイミングでソロ採集に出掛けました。

「カエデからミズキへの遷移がどんな状況か?」を確認するのが目的ですが、

息子からは

「トウキョウトラカミキリ」

を落としてくるよう指示がありました(笑)。いきなりハードル高っ!

まぁ気長に探すとします。

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自宅から電車で約2時間弱で目的地に到着。

ここのもう少し先の駅が最寄りになる丘陵地は何度か行っているんですけど、ここは初めての場所なので、どこに何があるか分かりませんから、花を探しながらブラブラ歩くことにしました。

ところどころ
・「終わってしまったカエデ」
・「茶色くなったウワミズザクラ」
をちらほら・・・今日の本命であるミズキはなかなか出てこないなぁ・・・

時間にして1時間程度でしょうか?

人工湖付近を歩いているとようやくミズキが出てきだしました。

でも、まだ蕾の木が多いですね。僅かに開花している木もあるんですけど全体的にはもう少し後って感じです。

期待薄の中、4部咲き程の木を発見。

試しに掬ってみます。

・アシナガコガネ
・ヒラタハナムグリ
・ハチ系
・イモイモ系

は入ってきますが、カミキリの姿は無し。この程度の咲き方じゃ集虫力が少し弱いかな。数分開けてもう一度だけ掬ってみました。

お!
シラケ
シラケトラカミキリ Clytus melaeus Bates, 1884

超久々のシラケトラカミキリ。昔、この近くの別の丘陵地でゲットして以来の再会。

花のロケハンとは言え、やっぱりカミキリムシが見れないとモチベーションが上がらないですから。

その後はヒメクロが数匹だけで打ち止めでした。なかなか数が稼げないのでさらにブラブラする事に。

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その後、更に約1時間程散策しました。時間的に良い時間帯です。

ミズキ
ようやく6~7部咲きのミズキを発見。

樹木上部では明らかにベニカミキリの姿が。

早速掬ってみます。

写真は採りませんでしたが、
・ベニカミキリ
・ニイジマチビカミキリ
・ヒメクロトラカミキリ
などがそこそこ入ってきます。

時間を開けては掬い、開けては掬いを続けていた時、

おお!この「」に見える模様は!
トウキョウ
トウキョウトラカミキリ Chlorophorus yedoensis (Kano, 1933)

トウキョウトラカミキリ!!
(画像が小さくて申し訳ない。)

まさか本当に落とせてしまうとは(笑)!

(その場では、トウキョウトラと言い切る自信がなく、息子にLINEで同定してもらった事は内緒で(^^;)

この模様・・・噂通りの趣の深さ!かなり惹かれますね。

一気にテンションが上がり、追加を狙います。が、そう簡単には行かず・・・この場所では結局1匹で打ち止め。まぁ取り合えず、最大の目的は達成できたので後は気長にミズキを探して状況を息子に報告するとするかな。

===============
駅までの道はかなりあるのでゆっくり散策しながら向かう事に。


歩いてみると人工湖湖畔には結構ミズキがあります。

でも大半が
1部咲き、もしくは
ツボミ

こんな感じで蕾が多いです。

それと気になったのは「ホオノキ」の多さ。
ホオ
「ホウノキの主」も期待しちゃうんですが、葉が綺麗だな。形跡がまったくない・・・


最後に終わりかけだけど、

カエデ
辛うじて花が残っているカエデを発見。グラフィラ狙って(おいおい)掬ってみますが・・・そんなに甘くないか(笑)。カミキリは何も入りませんでした。

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
前日の晩、
「xx丘陵なら、トウキョウトラ落としてきてよ。数は少なくなってるみたいだけどワンチャンあるよ。」と、息子に言われました。個人的には「そんなに簡単に言うんじゃねー。ハードル高っ!」なんて思ってたんですけど、志は高く持って昆虫採集に向かうべきですね。

昆虫採集の神様は微笑んでくれて、こうやって結果的にはゲット出来るんですから。

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≪今回の成果≫ ※お初種は橙

トウキョウトラカミキリx1


シラケトラカミキリx2
ニイジマチビカミキリx1
ヒメクロトラカミキリx2
ベニカミキリx1

NEXT予定→個人的には奥多摩に行きたいな
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近況

どうも!お久しぶりです。

約一年ブログの更新をさぼ...忙しくてできませんでした(-_-;)

とはいえ、しっかり2016年も虫は採ってました。
採集やインフェスを通じて色々な方々とも出会えて、成長できた一年でした。

2016年の採集記に関しては徐々に備忘録という形で上げていきます。

そうそう・・・
2017年はしっかり更新して行きたいと思います。

最近は家に保管中の材の管理が中心の虫ライフをおくってます。

材
(この写真はケヤキとブナ材です)

いつぞやあげた奥多摩採集の時に持ち帰ったヤマブドウ材・・・
終令幼虫が控えていたりして期待しつつ毎日材箱を眺めています。

年が明けてから採集も数回行きました。
一番最近の採集といえば、先輩方とはると共に奥多摩に採集に行きました。

景色

景色

相変わらず景色は最高でした。

雪

道中はこんな雪の中を登りました笑

ちなみに私はホソツヤルリを割り出す事が出来ました。

フェルマータ
穴
成果


ちなみにはるはばっちょ先輩を差し置いてチチブホソクロナガを採集していた模様....

2017年の目標はまだあまり明確には決まっていません。
採りたいものが多すぎて・・・(^_^;)

昨年までで、都産のソリダとフォルモサの♂♀は採れたので今年は都産オダイアルマンを重点的に探して行こうと思っています。
あとはパキピドとかも・・・

と、いうわけで今年も引き続き「へっぽこ昆虫採集記」をよろしくお願いします!!!


オヤジのソロ採集:茨城県 某所土場散策

※ この記事は番外編です。

しかも3カ月程前の採集記で、父がソロ散策に行った結果を簡単な採集記にまとめてくれました。箸休めとしてご覧下さい(おいおい!)。


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2016年6月11日 茨城県某所

今日向かう場所は通勤途中の電車の中で見つけた土場です。

「一度行ってみたいな」

と思っていたんですが、

考えていたって何も変わりません。

通勤定期区間内だし交通費が掛からないから

「まずは行動!」

取り合えず行ってみる事にしました。



目的の土場の最寄り駅には14:00頃到着。

電車から見た感覚だと、今回降りた駅と一つ手前の駅のちょうど中間にある印象。

取り合えず線路沿いをベースに電車の車窓から見えた場所へ

感覚的に見当を付けて向かいます。

(これが失敗!結構遠い・・・・・)


徒歩で約25分程、ようやく目印と思って目星をつけていた栗の木に到着!

栗
流石にやっぱり遅すぎ。花が茶色いな。そそくさと移動します。


栗の木から更に10分程・・・

土場
ようやく土場に到着。

近くで見るとあまり良い種類の材ではなさそう・・・

土場
でも、これだけあればカミキリやタマムシの1匹くらい・・・(甘いかな?)

土場
結構な範囲で土場と粗朶が広がっています。

土場
ゆっくり散策開始!

広い範囲を行ったり来たり・・・

チョウ、セミ、バッタ、スズメバチ・・・結構色々な昆虫が周りには居ました。

網やビーティングネットは持って行かず、毒ビンのみだったので、

飛ぶ虫は捕獲できませんでしたが、土場散策は約2時間程の散策でそこそこの成果が出ました。

初見場所にしては、まぁ納得の結果かな。

<<ちょっとだけ写真・・・>>
タマムシ
マスダクロホシタマムシ Ovalisia vivata Lewis

マスダクロホシタマムシです。スギの土場にそこそこの数がいました。

金色と言うか赤橙色に光で変化して見え、ベースはグリーンメタリック!!!

とても美麗種です、良いですねー。


クビアカ
クビアカトラカミキリ Xylotrechus rufilius Bates, 1884

カミキリは結果的に2種で、こいつとキスジトラカミキリのみ。

15:00を過ぎたころから結構飛来してきました。

今更ですが、こいつら結構気配に敏感で直ぐに飛ぶんですね。

結構逃がしてしまいました(恥)。

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仕上げ
息子が乾燥に向けた仮展足をしてくれました。


≪今回の成果≫ ※お初種は橙
キスジトラカミキリ×1
クビアカトラカミキリ×9
マスダクロホシタマムシ×5


すくすくと・・・

どうも!

siaymitoです。

ブログが全く更新できず、スミマセン。。。。。

記事は書いていて結構な形にまでは仕上げているんですが、写真が準備出来ておらず。


時間稼ぎ(笑)と言う訳ではなんですがちょっとコネタを。

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9月初め。

父とモロモロ買い出しに出かけた時、家のすぐ近くで発見しました。

幼虫
クロアゲハの幼虫です。「こんなに大きかったかな?」と思わせるサイズ。

幼虫
こっちはナミアゲハですね。クロアゲハより二回り程小型。

どちらも、蛹になったら家に持ち帰って孵そうかな。

(この木には、まだ黒い幼虫も4~5匹付いていました。)


☆ やっぱり完全変態の昆虫は不思議だ。幼虫の形態も蛹の形態も不思議・・・何がどのように変形して翅が形成されるんだろう・・・?


ぶらりフチヤツ一人旅

この日は父が一人ぶらりと渡良瀬に行ったので、

私も一人「フチグロヤツボシカミキリ」の散策へと出かけました。

目的地は一昨年粘りに粘った末に1匹確保して、

去年は惨敗したという少し不安要素の強い場所です。

===============
2016年5月8日 神奈川県某所

午後一で出掛け、14時ごろポイント到着。

始めに、バス停に近い所にあるホオノキを散策します。

ひとまず、
ポイント
ここはポイントaとしておきます。



もう一か所少し離れたところに大きなホオノキがあり、
ポイント
そちらはポイントbとしておきます。

さて、早速ルッキング。

・・・お、食痕はあります。
食痕
割と個体は出ているようです。

ひとまず掬ってみます。

ホオの花の芳香が広がる網を覗きこみます。

・・・・入ってねえな・・・

やはり、そう簡単には落ちてくれません。

ここで30分ほど粘るも、フチヤツのフの字も見えなかったので、ポイントチェンジ。

10分ほど照り返しの厳しいアスファルトの道を歩いて、ポイントbに移動します。

===============
さてbに到着です。こっちも食痕は入ってます。

首が痛くなるぐらいルッキングするものの、

緑鉄色に煌めくメインターゲットの姿は入ってこないので、網で掬ってみます。

ソロ採集なので、気ままに満遍なくスイープ!!

伸ばした網を戻します。

すると、何やら違和感を感じる影が・・・

高鳴る鼓動を抑えつつ網を覗くと・・・


フチヤツ
フチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia (Bates, 1884)

いよっしゃああああああああ!!!!

フチヤツ・・・キタアアアアアアアアアアッ!!!

思わず一人でガッツポーズ!!

やりました!!

これぞホオノキに宿りし”精霊”

「フチグロヤツボシカミキリ」です。

相変わらず良い色だぜ・・・最高だ!

ちゃっかり父にもLINEで即報告。

いや・・・しかし、なんかあっさり採れた・・・w

ここからはのんびりと追加を狙っていきます。

ポイントa,b間を4往復程しましたが、追加は落ちませんでした。。。

そう簡単ではないですね。


楽しい事をしていると時間の経つのは早いもの・・・

あと言う間に時刻も17時を回り、疲労もたまって来たので、ここで切り上げました。



たまには一人でのんびりと採集を楽しむのも乙だなと思った一日なのでした



《今回の成果》 ※お初種は橙

フチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia (Bates, 1884)  ×1


奥多摩de昆虫採集in2016 春の原生林と夕刻の楓

前回、ソリダを落とした奥多摩散策から早9カ月・・・

(=>ちなみに記事は 奥多摩de昆虫採集in2015 盛夏の原生林にて

ようやく夢の世界に再度足を踏み入れる時が来ました。

今日の目的は
・去年のポイント確認
・新たなポイント散策
・カエデの花掬い
・材採集

などなど時間が足りないのは分かっていますが、時間が許す限り頑張ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2016年4月30日 東京都西多摩郡奥多摩町

やっとこの機会が訪れました。受験が終わり、再び奥多摩の夢の世界へ足を踏み入れます。

最初は色々と検討したのですが、今回は早春の原生林を歩いてみることに。

東京カミキリ屋としては、是非ここで落としたいカミキリがいるのです。

その名は、カエデノヘリグロハナカミキリ。

ツジウス採集の副産物として採れることがあるようですが、私の前には経済的な面でも奥多摩までという限界があります。

そのため、今回はコイツを本来の生態で狙うというのがメインです。


駅
相変わらずの趣のある駅舎を横目に、バスで出発。

久しぶりの奥多摩にテンションは最高潮です!

集落
30分ほどで、いつもの集落に到着。

吹き上がってくる風が心地いいです。

いつもの集落からの景色
集落バス停から見る山波は深緑と黄緑のコントラストが美しく、春の到来を思わせます。

さて、ここで装備を変更します。

出発
ガチ山装備になり、いよいよ出発!

シンボル
集落のシンボルも青空に映えます。

途中ポツリポツリとカエデの花が咲いていました。

スイープしたら
一発目
こんな感じ!こいつらは良く入る!

青緑色のエリトラが美しいですね。

小さ!
これはお気に入りの種、カシルリオトシブミ。黄金色の胸がとても綺麗です。


そして、「いつものやつ」筆頭も・・・
ヒナルリ
ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832)

ヒナルリハナカミキリです!今年はまだあまり数が無いので確保。

成果
アオハムシダマシも良く入ります。これまた黄緑色の金属光沢をもつエリトラが美しい!

ひとまず、カエデはこんな感じです。

出だしから寄り道で時間を食ってしまいましたが、いよいよ原生林に向けて、足をすすめます。

始まりの急登を登りつめ、一旦休憩します。

久しぶりの本格的な登山に、足も最初はうまく上がりませんでしたが、次第に、2カ月連続で1700mに登った時に培ったカンが戻ってきます。

いざ出発
さて、いよいよ原生林に足を踏み入れて行きます。

父

途中カエデを掬う父!結果は・・・ボーズ

進む
一旦植林帯に入るので、黙々と急登を進みます。

風景
新緑が綺麗です。もの凄く癒される環境ですね。

登っている途中、ふと地面を見ると、黒く輝く物体が足元を横切ります。

む!!ゴミムシ!!

瞬時に手で掴みます。

ゴミムシ

ミヤマメダカゴミムシでした。その場では分からなかったので、後々先輩に同定してもらいました。ありがとうございます。


風景
さて、どんどん標高を稼いで原生林の奥地へ進みます。

いよいよ、今年の夏場に鍵となるであろうミズナラ林に突入しました。

ここでは少し寄り道をしてポイント捜索。

ポイント
斜面徘徊をしていると、良い木を発見。

程良く太く、左側は芯材部が露出しています。

ポイント
こっちもなかなかよさげです。

これなら・・・夏場にヤツの姿を拝む事が出来るかも知れません。

楽しみです・・・ムフフ・・・

いよいよこのあたりのシンボルがある付近までやってきました。

その時です。斜面上にある植物を見つけました。

よさげだったので、じっくりと探索!

植物というのは、このヤマブドウです。
ポイント

樹皮が割れて、中から木屑が噴出していますね。

チェック

これが・・・あの種のものなのか・・・?

断面

明らかに樹皮下が食い進まれています。

痕
食べ痕がびっしりです。、幼虫の姿も確認できました。

痕
材部に侵入していますね。あの種類は・・・樹皮下を食い進んで、芯材部に侵入して蛹化すると聞いた覚えが・・・

とらぬ狸の皮算用ですが、僅かな期待を込めてもちかえります。

貴重な都産ハセトラは出るのか・・・!?

===============
何本か材をテイクアウトしたところで、さらに先に進みます。

はりぎり
ハリギリは数本あるのですが・・・カエデノヘリグロが来そうな立ち枯れは見当たりません・・・

標高もいよいよ1300mに達します。

ここまでくると肌寒いです。

すると、懐かしいものが見えてきました!

ご神木
昨年ソリダを落としたご神木です!今年も健在!

今年もネキは拝みたいところですね。

風景
こんなだだっ広い場所もあれば・・・

風景
こんな感じの・・・

風景
痩せた尾根もあります。

中々危険地帯もあるのが、ここら一体の難点ですね。

道迷いの可能性も大いにありえそうです。

風景
ですが、引き換え、こんなに雄大な自然を楽しむ事も出来ます。

風景
毎度思いますが、東京都とは思えない。

辺りは静寂、時折風の音と鳥のさえずり、自分の呼吸と熊鈴の音しか聞こえません。

都会の喧騒も忘れられて、体から毒素が抜けて行くような気がします。

こういったところに、登山の真髄があるのかな?なんて時折考えたりもします。

さて、大分話が脱線してしまいました。ソリダを発見した立ちかれのポイントあたりで、折り返しました。

シンボル
下山途中、シンボルに到着!

入った
ひこばいの新芽についていた虫!

何だろうか・・・?

ここからは下山に集中。毎度の事ながら、すさまじい速度で下山していきます。

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下山終了後、最後の悪あがきで楓掬いをしてみました。

舗装道路から、少し川沿いに入った場所のカエデを掬ってみます。

時刻は16時30分。虫が入るのか?という時間帯ですが、悪あがいてみます。

さぁ、1掬い目・・・・・!!!

奥多摩の虫の神様は本当に粋だなぁ・・・

ピック
ピックニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates,1884

お初種!ピックニセハムシハナカミキリ”が入りました!!

カエデ
昨年も掬ったカエデ、去年はヒナルリとキバネしか入りませんでしたが、まさかここでピックが入るとは!!

ソロソロ
日もだいぶ陰ってきました。終わりは近そうです。

本当に最後の悪あがきをします

ヒナルリ
ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832)

ヒナルリハナカミキリは相変わらず入る。

父
悪あがく父。私がピックを抑えたのがよほど羨ましいようです。

もう一種似たような種がいますが、流石に・・・

キバネ
キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates, 1884

ここで今日初のキバネニセを父が落しました。

ここで、父も諦めがついたらしく、「あと1掬い」と言って、再びスイープしに行きます。

さあて、今回も久々の奥多摩を満足できたな・・・なんて思いつつ私は先に着替えを済まします。

・・・その時!!

・・・・「よっしゃ!!これそうだろ!!?」

そう言って、父が網を持ってきます。

覗いてみると、一匹だけ紅で目立つ虫が・・・

まさか・・・

アカイロ
アカイロニセハムシハナカミキリ Lemula nishimurai Seki,1944

アカイロニセハムシ!!ま、まじか!!なんて引きの強さ!!!

そう、これこそまさにピックのそっくりさん、アカイロニセハムシハナカミキリです!!

勿論お初種!!ここで2種とも落せるとは・・・奥多摩の神様ありがとうございます!!!

集落バス停へ
大満足の成果を手にバス停に!

素晴らしい山並
素晴らしき風景!!!

風景
日も沈みかけ

風景
いつもの橋を渡りバス停へ

風景
集落まで戻って来て大誤算!

バスが5分前にでてしまった・・・

次の最終バスまでの時間は約1時間30分・・・ここからやや早めのペースで歩けば奥多摩駅までは恐らく約1時間半から2時間。

風景
風景
日暮れもだいぶ迫ってます。

決断は早めに・・・

戻る
ということで、歩きます!!

戻る
体力勝負の苦行のスタート!


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すっかり
すっかり日が暮れてしまいました。でも、何とか駅に到着です。

詳しくは書きませんが、途中人の優しさを再認識するような、心の温まる出来事もありました。

駅舎

一度無謀な登山をした時期に拝まされた時に続き、2回目の夜の奥多摩駅舎。

あの頃に比べて、自分も父も、大分成長したと思います。

毎度、素晴らしい出会いをくれる奥多摩の地に別れを告げ、帰路につきました。

<<当記事は春の奥多摩散策で、プチ過去アップです>>

《今回の成果》 ※カミキリお初種は橙

アカイロニセハムシハナカミキリ Lemula nishimurai Seki,1944 ×1

ピックニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates,1884 ×1

キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates, 1884 ×1

ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832) ×4

ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta diminuta (Bates,1874)×1

《その他》
カシルリオトシブミ×1
マルムネチョッキリ×2
ミヤマメダカゴミムシ×1
アオハムシダマシ×3
ゾウムシsp×5


NEXT→亜高山???

オヤジのソロ採集:奥多摩de昆虫採集in2016 ネキポイント調査

※ この記事は番外編です。

7月10日に父と二手に分かれて現地調査を行ったのですが、こっちは父サイドの記事です。場繋ぎとしてご覧くださいませ (^.^;

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当ブログの管理者「siaymito」の父です。

今日は息子と二手に分かれて奥多摩を散策します。

息子は学校の友人に

「カミキリ採集を堪能させる」

と、言う重大タスクもあるらしく(笑)。

先週に続いて、ソロでの散策になりました。

====================
地元最寄駅をほぼ始発時間で出発し、奥多摩に7時代に到着。

バスを待つ間、
駅
まずは趣のある駅舎の写真を!

そうこうしていると直ぐに増便バスと定期バスが来ましたので乗り込み終点まで。

今日もかなり混んでます。

8時前に終点のバス停に到着!

風景
毎回感じる事ですけど、本当に気持ちの良い風景。

風景
すっかり深緑に包まれ夏山になっています。

風景を少しだけ堪能し、ガチ登山装備に着替えて早速出発!

集落のシンボルも
シンボル
すっかり夏模様!

バス停から登山道までは約30分弱。

登山道入り口では、

毎回恒例の「神社にお参り」して登山開始!

今日の目的は

「3つ目の山頂、やや先にある立ち枯れや大木などなど・・・」

私の体力ではモタモタしていると採集時間がなくなるので、

黙々と登る事に集中しました。

第一休憩ポイント(勝手に命名)

ウッドサークル

一つ目の山頂

と、周りにはあまり目もくれず、とにかく登り標高を稼ぎます。

途中で大学生くらいの2人組の虫屋さんにお会いしました。

その2人もカミキリ屋との事。

挨拶すると感じの良い青年だったので少し話しこみました。

この山にいるネキの話など貴重な情報を聞かせてもらいました。

しかも今日

「ソリダ」

を、落したとの事。これならワンチャンある!

俄然テンションが上がり再出発!

===================================
ソロと言う事もあり、カミキリの姿を見ずに登り続けていると・・・

やっぱり萎えますね(笑)。

ちょっと寂しい気持ちになるので、

二つ目山頂近辺からルッキングを本格的に開始する事にしました。

ゆっくりルッキングを開始して数分、まずは今日1匹目のカミキリを発見。

立ち枯れに
カミキリ
キヌツヤハナカミリ Corennys sericata Bates, 1884

キヌツヤハナカミリが産卵に来ていた模様。まずはカミキリの姿が見れてホッと一息。

更に
カミキリ
トゲヒゲトラカミキリ Demonax transilis Bates, 1884

トゲヒゲトラカミキリも発見。

キヌツヤのいた立ち枯れのすぐ近くの倒木上をテクテク歩いていました。

その後は少々停滞。

メマトイとアブの執拗なストーカー行為に軽くイライラしながら更に奥へと足を運びます。

結構奥まで進んできました。ノリウツギとクリのポイント。

残念ながら(?)ノリウツギには先ほどの2人組・・・うーむ一足遅かった(笑)。

先客優先、邪魔しちゃ悪いので私はクリの方へ。

クリ
クリの木・・・行けそうだな。やや茶色いかな?

試しに掬ってみましたが、何故だかカミキリが入らない・・・

まぁいいや。脱水症状気味だし、この後まだまだ体力を必要とするので

今日の目的種の事を配慮してスイープは一旦終了。

ここまでで時間は11時。かなり余裕のある事に気付きました。

大分想定以上にハイペースで来た模様。

当初の想定通り、ここで落ち着いて散策を行う事にしました。

昨年、息子がこの付近で

ソリダ

を落しました。

(その時の記事はこちら→「奥多摩de昆虫採集in2015 盛夏の原生林にて」)

私も立ち枯れにいるソリダを是非とも落したい。

========

小一時間くらい数本の立ち枯れをグルグル回って散策・・・

なかなか見つからない。

しかし今日は暑い!

既に500mlペットボトル3本目が空になりそう・・・

そんな状況の中、ようやく立ち枯れに1匹のカミキリの姿が!

カミキリ
カンボウトラカミキリ Rhabdoclytus acutivittis inscriptus (Bates, 1884)

カンボウトラカミキリをゲット。

よーし!お初種ゲット。

一度この模様を生で見てみたかったんですよね。

やはり想像通り、非常に興味深い模様です。

しかし・・・その後は追加が現れず・・・

更に30分程点在する立ち枯れをグルグル散策・・・

うーん、今日は何か状況が良くないのかな?

それとも立ち枯れが古すぎるかな?

と気持ちが折れ出し、下山を考えだした頃!

その瞬間が来ました。

木
結構枯れてますけど、この立ち枯れ・・・

甲虫らしき飛行物体がやってきて止まりました。

ん?

あれはカミキリかな・・・

え???

まさか!

カミキリ
オオホソコバネカミキリ Necydalis solida Bates, 1884

ソ・ソ・ソ・ソリ・ソリ・・・・

ソ リ ダ

キター!!!!!

私も遂に2種目のネキ、

オオホソコバネカミキリ

を手中に収めました。

いやぁ、粘った甲斐があった。

このフォルム・・・やっぱりゾクゾクしますね。

これで今日の目的は達成!

今ならゆったり下山しても15時台の「ホリデー快速奥多摩」に余裕で間に合うな。

ネキを落した訳だから、あまり欲張るのは良くない。

ここで下山を開始する事にしました。

(と、言うかハイペースの登山と暑さと立ち枯れ徘徊でヘロヘロだったりする・・・・)

==========================
時間的余裕がある事から、いつものハイペース下山ではなく

ゆっくりルッキングしながらの下山。

アブは相変わらず寄って来て一瞬「うわっ!」ってなるんですけど、

自分の耳に入ってくる音は
・落ち葉を踏む足音
・野鳥の鳴き声
・自分の荒くなった呼吸音
・風の音
・熊鈴の音。
のみ・・・

疲労は消せませんが、都会の喧騒から抜け出し、

大自然の持ってる力に全開デトックスをしてもらっているようです。

などと、少々感慨深げに心の中で感じながら、

立ち枯れは忘れず確認します。

が、追加は無し(欲張らないと言っておきながら・・・)。

一つ目の山頂付近に来た時、

足元に飛来する甲虫、掬ってみると

カミキリ
ヤマトキモンハナカミキリ Judolia japonica (Tamanuki, 1942)

これまたお初種のヤマトキモンハナカミキリでした。

この模様、これまた趣がある模様だな。

いかにも斑紋変異が多そうな模様。

何れにしてもお初種追加!

更にナツツバキの倒木でテクテク歩く、

カミキリ
トゲヒゲトラカミキリを追加。

この後も産卵中のキヌツヤハナカミキリを数匹追加、

ヤマトキモンハナを1匹追加。

ここまで数も稼げれば、先週同様

「どうだ!父も中々やるもんだろ!」

と、奥多摩駅で合流予定の息子にドヤ顔できるな(笑)

===============================
ここで終わるかと思いきや・・・

この後もう一つ!

ウッドサークル手前でミズラナの妖精を探しながら下山していた時、

ミズナラの大木の幹を歩くカミキリムシの姿が・・・

余裕で手の届くところなのでスッと捕まえました。

トガリバアカネトラかな・・・・

あれ?

いや、違う!

カミキリ
マツシタトラカミキリ Anaglyptus matsushitai Hayashi, 1955

マツシタトラカミキリだぁ!!!!

奥多摩で中々出会えそうで出会えなかったマツシタさんに

散策を終えて下山している最中、まさかの初対面を迎えるとは!

虫の神様、いや奥多摩の神様も粋な事をしてくれる!

もう思い残すことはないな。大満足の成果だ。

==================================
今回、何回目の奥多摩だろう・・・?

・何度来ても
・春夏秋冬いつ来ても
・雨が降ってても

毎回「新しい発見」と「新鮮な感動」を与えてくれる奥多摩。

努力をしていれば公平無私で結果が出る場所。

夏の間にもう2回くらい散策したいぜ。

次回は更なる東京ラベルのネキダリスを散策に息子と一緒に探索かな?


≪今回の成果≫ ※お初種は橙

カンボウトラカミキリ×1
マツシタトラカミキリ×1
ヤマトキモンハナカミキリ×2

オオホソコバネカミキリ×1
ツヤケシハナカミキリ×4
トゲヒゲトラカミキリ×2

NEXT予定→更にもういっちょ奥多摩かな?


プロフィール

siaymito

Author:siaymito
昆虫大好きな、とある理系高校の高2です。カミキリムシを中心に色々な昆虫の事を写真と一緒に書いていきたいです。最近無事復活しました。
"東京都だけでカミキリ250種"を目標にしています。
有名産地…?知るか!?東京で十分だ!!


≪現在の目標≫
ネキ(一部達成)、コブ、オオトラカミキリ、オオアオカミキリ、珍種ゴマフ三兄弟(一部達成)、パキピド

≪達成≫
ニシキキンカメムシ
ヨコヤマヒゲナガカミキリ
ヒラヤマコブハナカミキリ
トガリバホソコバネカミキリ(フォルモサ)
オオホソコバネカミキリ(ソリダ)
オオチャイロハナムグリ
ミヤマカミキリ
ヨツボシシロオビゴマフカミキリ

twitter始めました。@solida_y

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