近況

どうも!お久しぶりです。

約一年ブログの更新をさぼ...忙しくてできませんでした(-_-;)

とはいえ、しっかり2016年も虫は採ってました。
採集やインフェスを通じて色々な方々とも出会えて、成長できた一年でした。

2016年の採集記に関しては徐々に備忘録という形で上げていきます。

そうそう・・・
2017年はしっかり更新して行きたいと思います。

最近は家に保管中の材の管理が中心の虫ライフをおくってます。

材
(この写真はケヤキとブナ材です)

いつぞやあげた奥多摩採集の時に持ち帰ったヤマブドウ材・・・
終令幼虫が控えていたりして期待しつつ毎日材箱を眺めています。

年が明けてから採集も数回行きました。
一番最近の採集といえば、先輩方とはると共に奥多摩に採集に行きました。

景色

景色

相変わらず景色は最高でした。

雪

道中はこんな雪の中を登りました笑

ちなみに私はホソツヤルリを割り出す事が出来ました。

フェルマータ
穴
成果


ちなみにはるはばっちょ先輩を差し置いてチチブホソクロナガを採集していた模様....

2017年の目標はまだあまり明確には決まっていません。
採りたいものが多すぎて・・・(^_^;)

昨年までで、都産のソリダとフォルモサの♂♀は採れたので今年は都産オダイアルマンを重点的に探して行こうと思っています。
あとはパキピドとかも・・・

と、いうわけで今年も引き続き「へっぽこ昆虫採集記」をよろしくお願いします!!!


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ぶらりフチヤツ一人旅

この日は父が一人ぶらりと渡良瀬に行ったので、

私も一人「フチグロヤツボシカミキリ」の散策へと出かけました。

目的地は一昨年粘りに粘った末に1匹確保して、

去年は惨敗したという少し不安要素の強い場所です。

===============
2016年5月8日 神奈川県某所

午後一で出掛け、14時ごろポイント到着。

始めに、バス停に近い所にあるホオノキを散策します。

ひとまず、
ポイント
ここはポイントaとしておきます。



もう一か所少し離れたところに大きなホオノキがあり、
ポイント
そちらはポイントbとしておきます。

さて、早速ルッキング。

・・・お、食痕はあります。
食痕
割と個体は出ているようです。

ひとまず掬ってみます。

ホオの花の芳香が広がる網を覗きこみます。

・・・・入ってねえな・・・

やはり、そう簡単には落ちてくれません。

ここで30分ほど粘るも、フチヤツのフの字も見えなかったので、ポイントチェンジ。

10分ほど照り返しの厳しいアスファルトの道を歩いて、ポイントbに移動します。

===============
さてbに到着です。こっちも食痕は入ってます。

首が痛くなるぐらいルッキングするものの、

緑鉄色に煌めくメインターゲットの姿は入ってこないので、網で掬ってみます。

ソロ採集なので、気ままに満遍なくスイープ!!

伸ばした網を戻します。

すると、何やら違和感を感じる影が・・・

高鳴る鼓動を抑えつつ網を覗くと・・・


フチヤツ
フチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia (Bates, 1884)

いよっしゃああああああああ!!!!

フチヤツ・・・キタアアアアアアアアアアッ!!!

思わず一人でガッツポーズ!!

やりました!!

これぞホオノキに宿りし”精霊”

「フチグロヤツボシカミキリ」です。

相変わらず良い色だぜ・・・最高だ!

ちゃっかり父にもLINEで即報告。

いや・・・しかし、なんかあっさり採れた・・・w

ここからはのんびりと追加を狙っていきます。

ポイントa,b間を4往復程しましたが、追加は落ちませんでした。。。

そう簡単ではないですね。


楽しい事をしていると時間の経つのは早いもの・・・

あと言う間に時刻も17時を回り、疲労もたまって来たので、ここで切り上げました。



たまには一人でのんびりと採集を楽しむのも乙だなと思った一日なのでした



《今回の成果》 ※お初種は橙

フチグロヤツボシカミキリ Pareutetrapha eximia (Bates, 1884)  ×1


奥多摩de昆虫採集in2016 春の原生林と夕刻の楓

前回、ソリダを落とした奥多摩散策から早9カ月・・・

(=>ちなみに記事は 奥多摩de昆虫採集in2015 盛夏の原生林にて

ようやく夢の世界に再度足を踏み入れる時が来ました。

今日の目的は
・去年のポイント確認
・新たなポイント散策
・カエデの花掬い
・材採集

などなど時間が足りないのは分かっていますが、時間が許す限り頑張ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2016年4月30日 東京都西多摩郡奥多摩町

やっとこの機会が訪れました。受験が終わり、再び奥多摩の夢の世界へ足を踏み入れます。

最初は色々と検討したのですが、今回は早春の原生林を歩いてみることに。

東京カミキリ屋としては、是非ここで落としたいカミキリがいるのです。

その名は、カエデノヘリグロハナカミキリ。

ツジウス採集の副産物として採れることがあるようですが、私の前には経済的な面でも奥多摩までという限界があります。

そのため、今回はコイツを本来の生態で狙うというのがメインです。


駅
相変わらずの趣のある駅舎を横目に、バスで出発。

久しぶりの奥多摩にテンションは最高潮です!

集落
30分ほどで、いつもの集落に到着。

吹き上がってくる風が心地いいです。

いつもの集落からの景色
集落バス停から見る山波は深緑と黄緑のコントラストが美しく、春の到来を思わせます。

さて、ここで装備を変更します。

出発
ガチ山装備になり、いよいよ出発!

シンボル
集落のシンボルも青空に映えます。

途中ポツリポツリとカエデの花が咲いていました。

スイープしたら
一発目
こんな感じ!こいつらは良く入る!

青緑色のエリトラが美しいですね。

小さ!
これはお気に入りの種、カシルリオトシブミ。黄金色の胸がとても綺麗です。


そして、「いつものやつ」筆頭も・・・
ヒナルリ
ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832)

ヒナルリハナカミキリです!今年はまだあまり数が無いので確保。

成果
アオハムシダマシも良く入ります。これまた黄緑色の金属光沢をもつエリトラが美しい!

ひとまず、カエデはこんな感じです。

出だしから寄り道で時間を食ってしまいましたが、いよいよ原生林に向けて、足をすすめます。

始まりの急登を登りつめ、一旦休憩します。

久しぶりの本格的な登山に、足も最初はうまく上がりませんでしたが、次第に、2カ月連続で1700mに登った時に培ったカンが戻ってきます。

いざ出発
さて、いよいよ原生林に足を踏み入れて行きます。

父

途中カエデを掬う父!結果は・・・ボーズ

進む
一旦植林帯に入るので、黙々と急登を進みます。

風景
新緑が綺麗です。もの凄く癒される環境ですね。

登っている途中、ふと地面を見ると、黒く輝く物体が足元を横切ります。

む!!ゴミムシ!!

瞬時に手で掴みます。

ゴミムシ

ミヤマメダカゴミムシでした。その場では分からなかったので、後々先輩に同定してもらいました。ありがとうございます。


風景
さて、どんどん標高を稼いで原生林の奥地へ進みます。

いよいよ、今年の夏場に鍵となるであろうミズナラ林に突入しました。

ここでは少し寄り道をしてポイント捜索。

ポイント
斜面徘徊をしていると、良い木を発見。

程良く太く、左側は芯材部が露出しています。

ポイント
こっちもなかなかよさげです。

これなら・・・夏場にヤツの姿を拝む事が出来るかも知れません。

楽しみです・・・ムフフ・・・

いよいよこのあたりのシンボルがある付近までやってきました。

その時です。斜面上にある植物を見つけました。

よさげだったので、じっくりと探索!

植物というのは、このヤマブドウです。
ポイント

樹皮が割れて、中から木屑が噴出していますね。

チェック

これが・・・あの種のものなのか・・・?

断面

明らかに樹皮下が食い進まれています。

痕
食べ痕がびっしりです。、幼虫の姿も確認できました。

痕
材部に侵入していますね。あの種類は・・・樹皮下を食い進んで、芯材部に侵入して蛹化すると聞いた覚えが・・・

とらぬ狸の皮算用ですが、僅かな期待を込めてもちかえります。

貴重な都産ハセトラは出るのか・・・!?

===============
何本か材をテイクアウトしたところで、さらに先に進みます。

はりぎり
ハリギリは数本あるのですが・・・カエデノヘリグロが来そうな立ち枯れは見当たりません・・・

標高もいよいよ1300mに達します。

ここまでくると肌寒いです。

すると、懐かしいものが見えてきました!

ご神木
昨年ソリダを落としたご神木です!今年も健在!

今年もネキは拝みたいところですね。

風景
こんなだだっ広い場所もあれば・・・

風景
こんな感じの・・・

風景
痩せた尾根もあります。

中々危険地帯もあるのが、ここら一体の難点ですね。

道迷いの可能性も大いにありえそうです。

風景
ですが、引き換え、こんなに雄大な自然を楽しむ事も出来ます。

風景
毎度思いますが、東京都とは思えない。

辺りは静寂、時折風の音と鳥のさえずり、自分の呼吸と熊鈴の音しか聞こえません。

都会の喧騒も忘れられて、体から毒素が抜けて行くような気がします。

こういったところに、登山の真髄があるのかな?なんて時折考えたりもします。

さて、大分話が脱線してしまいました。ソリダを発見した立ちかれのポイントあたりで、折り返しました。

シンボル
下山途中、シンボルに到着!

入った
ひこばいの新芽についていた虫!

何だろうか・・・?

ここからは下山に集中。毎度の事ながら、すさまじい速度で下山していきます。

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下山終了後、最後の悪あがきで楓掬いをしてみました。

舗装道路から、少し川沿いに入った場所のカエデを掬ってみます。

時刻は16時30分。虫が入るのか?という時間帯ですが、悪あがいてみます。

さぁ、1掬い目・・・・・!!!

奥多摩の虫の神様は本当に粋だなぁ・・・

ピック
ピックニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates,1884

お初種!ピックニセハムシハナカミキリ”が入りました!!

カエデ
昨年も掬ったカエデ、去年はヒナルリとキバネしか入りませんでしたが、まさかここでピックが入るとは!!

ソロソロ
日もだいぶ陰ってきました。終わりは近そうです。

本当に最後の悪あがきをします

ヒナルリ
ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832)

ヒナルリハナカミキリは相変わらず入る。

父
悪あがく父。私がピックを抑えたのがよほど羨ましいようです。

もう一種似たような種がいますが、流石に・・・

キバネ
キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates, 1884

ここで今日初のキバネニセを父が落しました。

ここで、父も諦めがついたらしく、「あと1掬い」と言って、再びスイープしに行きます。

さあて、今回も久々の奥多摩を満足できたな・・・なんて思いつつ私は先に着替えを済まします。

・・・その時!!

・・・・「よっしゃ!!これそうだろ!!?」

そう言って、父が網を持ってきます。

覗いてみると、一匹だけ紅で目立つ虫が・・・

まさか・・・

アカイロ
アカイロニセハムシハナカミキリ Lemula nishimurai Seki,1944

アカイロニセハムシ!!ま、まじか!!なんて引きの強さ!!!

そう、これこそまさにピックのそっくりさん、アカイロニセハムシハナカミキリです!!

勿論お初種!!ここで2種とも落せるとは・・・奥多摩の神様ありがとうございます!!!

集落バス停へ
大満足の成果を手にバス停に!

素晴らしい山並
素晴らしき風景!!!

風景
日も沈みかけ

風景
いつもの橋を渡りバス停へ

風景
集落まで戻って来て大誤算!

バスが5分前にでてしまった・・・

次の最終バスまでの時間は約1時間30分・・・ここからやや早めのペースで歩けば奥多摩駅までは恐らく約1時間半から2時間。

風景
風景
日暮れもだいぶ迫ってます。

決断は早めに・・・

戻る
ということで、歩きます!!

戻る
体力勝負の苦行のスタート!


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すっかり
すっかり日が暮れてしまいました。でも、何とか駅に到着です。

詳しくは書きませんが、途中人の優しさを再認識するような、心の温まる出来事もありました。

駅舎

一度無謀な登山をした時期に拝まされた時に続き、2回目の夜の奥多摩駅舎。

あの頃に比べて、自分も父も、大分成長したと思います。

毎度、素晴らしい出会いをくれる奥多摩の地に別れを告げ、帰路につきました。

<<当記事は春の奥多摩散策で、プチ過去アップです>>

《今回の成果》 ※カミキリお初種は橙

アカイロニセハムシハナカミキリ Lemula nishimurai Seki,1944 ×1

ピックニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates,1884 ×1

キバネニセハムシハナカミキリ Lemula decipiens Bates, 1884 ×1

ヒナルリハナカミキリ Dinoptera minuta (Gebler, 1832) ×4

ヒメクロトラカミキリ Rhaphuma diminuta diminuta (Bates,1874)×1

《その他》
カシルリオトシブミ×1
マルムネチョッキリ×2
ミヤマメダカゴミムシ×1
アオハムシダマシ×3
ゾウムシsp×5


NEXT→亜高山???

奥多摩de昆虫採集in2016 ネキポイント調査

※ この記事は番外編です。

7月10日に父と二手に分かれて現地調査を行ったのですが、こっちは父サイドの記事です。場繋ぎとしてご覧くださいませ (^.^;

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当ブログの管理者「siaymito」の父です。

今日は息子と二手に分かれて奥多摩を散策します。

息子は学校の友人に

「カミキリ採集を堪能させる」

と、言う重大タスクもあるらしく(笑)。

先週に続いて、ソロでの散策になりました。

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地元最寄駅をほぼ始発時間で出発し、奥多摩に7時代に到着。

バスを待つ間、
駅
まずは趣のある駅舎の写真を!

そうこうしていると直ぐに増便バスと定期バスが来ましたので乗り込み終点まで。

今日もかなり混んでます。

8時前に終点のバス停に到着!

風景
毎回感じる事ですけど、本当に気持ちの良い風景。

風景
すっかり深緑に包まれ夏山になっています。

風景を少しだけ堪能し、ガチ登山装備に着替えて早速出発!

集落のシンボルも
シンボル
すっかり夏模様!

バス停から登山道までは約30分弱。

登山道入り口では、

毎回恒例の「神社にお参り」して登山開始!

今日の目的は

「3つ目の山頂、やや先にある立ち枯れや大木などなど・・・」

私の体力ではモタモタしていると採集時間がなくなるので、

黙々と登る事に集中しました。

第一休憩ポイント(勝手に命名)

ウッドサークル

一つ目の山頂

と、周りにはあまり目もくれず、とにかく登り標高を稼ぎます。

途中で大学生くらいの2人組の虫屋さんにお会いしました。

その2人もカミキリ屋との事。

挨拶すると感じの良い青年だったので少し話しこみました。

この山にいるネキの話など貴重な情報を聞かせてもらいました。

しかも今日

「ソリダ」

を、落したとの事。これならワンチャンある!

俄然テンションが上がり再出発!

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ソロと言う事もあり、カミキリの姿を見ずに登り続けていると・・・

やっぱり萎えますね(笑)。

ちょっと寂しい気持ちになるので、

二つ目山頂近辺からルッキングを本格的に開始する事にしました。

ゆっくりルッキングを開始して数分、まずは今日1匹目のカミキリを発見。

立ち枯れに
カミキリ
キヌツヤハナカミリ Corennys sericata Bates, 1884

キヌツヤハナカミリが産卵に来ていた模様。まずはカミキリの姿が見れてホッと一息。

更に
カミキリ
トゲヒゲトラカミキリ Demonax transilis Bates, 1884

トゲヒゲトラカミキリも発見。

キヌツヤのいた立ち枯れのすぐ近くの倒木上をテクテク歩いていました。

その後は少々停滞。

メマトイとアブの執拗なストーカー行為に軽くイライラしながら更に奥へと足を運びます。

結構奥まで進んできました。ノリウツギとクリのポイント。

残念ながら(?)ノリウツギには先ほどの2人組・・・うーむ一足遅かった(笑)。

先客優先、邪魔しちゃ悪いので私はクリの方へ。

クリ
クリの木・・・行けそうだな。やや茶色いかな?

試しに掬ってみましたが、何故だかカミキリが入らない・・・

まぁいいや。脱水症状気味だし、この後まだまだ体力を必要とするので

今日の目的種の事を配慮してスイープは一旦終了。

ここまでで時間は11時。かなり余裕のある事に気付きました。

大分想定以上にハイペースで来た模様。

当初の想定通り、ここで落ち着いて散策を行う事にしました。

昨年、息子がこの付近で

ソリダ

を落しました。

(その時の記事はこちら→「奥多摩de昆虫採集in2015 盛夏の原生林にて」)

私も立ち枯れにいるソリダを是非とも落したい。

========

小一時間くらい数本の立ち枯れをグルグル回って散策・・・

なかなか見つからない。

しかし今日は暑い!

既に500mlペットボトル3本目が空になりそう・・・

そんな状況の中、ようやく立ち枯れに1匹のカミキリの姿が!

カミキリ
カンボウトラカミキリ Rhabdoclytus acutivittis inscriptus (Bates, 1884)

カンボウトラカミキリをゲット。

よーし!お初種ゲット。

一度この模様を生で見てみたかったんですよね。

やはり想像通り、非常に興味深い模様です。

しかし・・・その後は追加が現れず・・・

更に30分程点在する立ち枯れをグルグル散策・・・

うーん、今日は何か状況が良くないのかな?

それとも立ち枯れが古すぎるかな?

と気持ちが折れ出し、下山を考えだした頃!

その瞬間が来ました。

木
結構枯れてますけど、この立ち枯れ・・・

甲虫らしき飛行物体がやってきて止まりました。

ん?

あれはカミキリかな・・・

え???

まさか!

カミキリ
オオホソコバネカミキリ Necydalis solida Bates, 1884

ソ・ソ・ソ・ソリ・ソリ・・・・

ソ リ ダ

キター!!!!!

私も遂に2種目のネキ、

オオホソコバネカミキリ

を手中に収めました。

いやぁ、粘った甲斐があった。

このフォルム・・・やっぱりゾクゾクしますね。

これで今日の目的は達成!

今ならゆったり下山しても15時台の「ホリデー快速奥多摩」に余裕で間に合うな。

ネキを落した訳だから、あまり欲張るのは良くない。

ここで下山を開始する事にしました。

(と、言うかハイペースの登山と暑さと立ち枯れ徘徊でヘロヘロだったりする・・・・)

==========================
時間的余裕がある事から、いつものハイペース下山ではなく

ゆっくりルッキングしながらの下山。

アブは相変わらず寄って来て一瞬「うわっ!」ってなるんですけど、

自分の耳に入ってくる音は
・落ち葉を踏む足音
・野鳥の鳴き声
・自分の荒くなった呼吸音
・風の音
・熊鈴の音。
のみ・・・

疲労は消せませんが、都会の喧騒から抜け出し、

大自然の持ってる力に全開デトックスをしてもらっているようです。

などと、少々感慨深げに心の中で感じながら、

立ち枯れは忘れず確認します。

が、追加は無し(欲張らないと言っておきながら・・・)。

一つ目の山頂付近に来た時、

足元に飛来する甲虫、掬ってみると

カミキリ
ヤマトキモンハナカミキリ Judolia japonica (Tamanuki, 1942)

これまたお初種のヤマトキモンハナカミキリでした。

この模様、これまた趣がある模様だな。

いかにも斑紋変異が多そうな模様。

何れにしてもお初種追加!

更にナツツバキの倒木でテクテク歩く、

カミキリ
トゲヒゲトラカミキリを追加。

この後も産卵中のキヌツヤハナカミキリを数匹追加、

ヤマトキモンハナを1匹追加。

ここまで数も稼げれば、先週同様

「どうだ!父も中々やるもんだろ!」

と、奥多摩駅で合流予定の息子にドヤ顔できるな(笑)

===============================
ここで終わるかと思いきや・・・

この後もう一つ!

ウッドサークル手前でミズラナの妖精を探しながら下山していた時、

ミズナラの大木の幹を歩くカミキリムシの姿が・・・

余裕で手の届くところなのでスッと捕まえました。

トガリバアカネトラかな・・・・

あれ?

いや、違う!

カミキリ
マツシタトラカミキリ Anaglyptus matsushitai Hayashi, 1955

マツシタトラカミキリだぁ!!!!

奥多摩で中々出会えそうで出会えなかったマツシタさんに

散策を終えて下山している最中、まさかの初対面を迎えるとは!

虫の神様、いや奥多摩の神様も粋な事をしてくれる!

もう思い残すことはないな。大満足の成果だ。

==================================
今回、何回目の奥多摩だろう・・・?

・何度来ても
・春夏秋冬いつ来ても
・雨が降ってても

毎回「新しい発見」と「新鮮な感動」を与えてくれる奥多摩。

努力をしていれば公平無私で結果が出る場所。

夏の間にもう2回くらい散策したいぜ。

次回は更なる東京ラベルのネキダリスを散策に息子と一緒に探索かな?


≪今回の成果≫ ※お初種は橙

カンボウトラカミキリ×1
マツシタトラカミキリ×1
ヤマトキモンハナカミキリ×2

オオホソコバネカミキリ×1
ツヤケシハナカミキリ×4
トゲヒゲトラカミキリ×2

NEXT予定→更にもういっちょ奥多摩かな?


奥多摩de昆虫採集in2016 花境期下見編

※ この記事は番外編です。

7月2日に父が一人で奥多摩方面に行ったときの記事です。

現在書きためているブログのアップ準備中ですので、アップするまでの場繋ぎとしてご覧くださいませ (^.^;

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当ブログの管理者「siaymito」の父です。

期末考査真っ只中の息子ですが、

期末が終わる来週、友人と奥多摩方面に採集に行く予定との事。

花境期が想定されるこの時期ですので、

参考情報を取得する為、

暇扱いている私が事前調査に行く事にしました。

もちろん調査だけではなくカミキリも狙いますけどね。

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2016年 7月2日 東京都西多摩郡 某所

今日は奥多摩駅までは行きません。

目的地最寄り駅には8時30分過ぎに到着。

駅前でガチ登山スタイルに着替えを済ませ、9時登山開始。

登山口までは、集落の中の結構な急登を上ります。

集落脇の小路から山の斜面に作られた登山道へと入り、途中の広場まで登りが続きます。

このあたりはまだ植林帯なので周りは意識せず上って行きます。

広場
急登を上りきると一息付けるポイント広場に到着。登山口からは約30~40分程度。水分補給して、再出発!

====================
まずは序盤戦!

ガクウツギを確認します。

花

結構花は開いている感じかな。虫のいる花もあるのでルッキング。

すると

カミキリ
ヨツスジハナカミキリ Leptura ochraceofasciata ochraceofasciata (Motschulsky, 1861)

ヨツスジハナカミキリを発見。今日初めてのカミキリ。何故だかホッとします。

その他には

カミキリ
ニンフホソハナカミキリ Parastrangalis nymphula (Bates, 1884)

ニンフホソハナカミキリは多く目に付きます。

写真はありませんが、タテジマホソハナカミキリも混じっているようです。

何匹か捕獲しておきます。

更に先に進むとアブラチャンがあります。そう!序盤戦の大きなターゲットは

アブラチャンの妖精

です。一昨年は見つけました。

念入りにルッキング・・・・あっ!あの小さなカミキリムシのシルエットは・・・・

カミキリ
ヒゲナガヒメルリカミキリ Praolia citrinipes citrinipes Bates, 1884

ヒゲナガヒメルリカミキリが後食中でした。

軽く枝を刺激して落下を促し網を構えて落ちてくるところを捕獲。

よしよし。序盤戦は目的達成!ってところです。

====================
更に歩みを進めて中盤戦!

広場まで登って

休憩
一旦休憩。ここで食べる食事は何故だか格別に美味しいんですよね。

木
このポイントには結構集虫力のある木があります。

まずはピドが期待できると思っていたこのご神木。

うーん・・・花が茶色いな・・・もう厳しいかな?

試しに掬ってみましたが、ジョウカイとハサミムシだけ・・・

木
こちらはまだまだ蕾固しといったところ。

休憩ポイントから少々登った場所にあるポイントこそが今日の大本命が生息するポイント!

これを落さなければ今日ここに来た意味がない!

よーし!ここにベースキャンプ張ってじっくり探索開始!

タンナサワフタギを調べて行きます。

木
お?何かいる!

ん?

まさか!

これは!!!

カミキリ
トガリバホソコバネカミキリ Necydalis formosana niimurai Hayashi, 1949

フォ・・・フォ・・・フォ・・・フォルモサー!!!

これこそ「トガリバホソコバネカミキリ」通称フォルモサ!

今年も一昨年同様ここにちゃんと生息してくれていたんだね。

これでドヤ顔で帰れるぜ。

その後、少々膠着状態。脱出穴が無いんですよねー。

小一時間歩きまわりました。

切り上げようかと思ったその時、狭い範囲を上に行ったり下に行ったり

忙しなく動き回る虫影が視界に入りました。

シルエット
お!

追加
フォルモサ追加!こちらはメスですね。

ふぅ。。。。。2個体確保出来ればもう下山しても構わない勢いの達成感!

山頂も目的の虫がいるけどひとまず登山と花の状況確認に切り替えよう!


====================
最後に山頂付近から山頂!

木

来週辺り咲き出すかな?ちょっと微妙・・・

木

蕾固しってところ。

木

こちらももう少し先かな?

各種狙いの花は挙って早過ぎ・・・もう少し先が良いのかも。

なんて調査しながら歩いていると

山頂
山頂到着!

やっぱり清々しい。

フォルモサ落したからなおさらだな。

よし、山頂で狙っていた数種類を探すか・・・・って・・・

人多すぎ!この人口密度の中で7.2メートル網を振り回すのは・・・・

仕方ないルッキングのみで対応しよう。

目的はイケマの主です。

じっくりルッキングしますが、螺旋食跡がなかなか見当たらない。

そんな時、イケマにカミキリムシが飛来。咄嗟に確保!

カミキリ
ツヤケシハナカミキリ Anastrangalia scotodes (Bates, 1873)

ツヤケシハナカミキリ(赤色型)でした。

想定外の良い物採れたな。

ここまで採れれば大満足。ここで切り上げて下山を開始しました。

==============================

今日は人が多く対応が大変でした。息子から借りた7.2mロッドを持ち歩いて登っているから気になるんでしょうね。
・「蝶ですか?」
・「何をとってるんですか?」
・「釣りですか?」
・「カブトムシですか?」
などなど・・・かなり声を掛けられました。

その度に
・「カミキリムシを探しているんです。」
・「害虫視されてますけど、花に来るカミキリムシもいるんですよ。」
・「大きさも様々、色も様々・・・」
・「かなりの種類がいるんですよ」
と、プチ講座を遣って退けました。

まぁ、ここは大人対応しておいて多々いる虫屋は「決して悪い人ではないですよー」を植えつけておかないとね。

============
帰りの駅に向かっている時、

カミキリ
ラミーカミキリ Paraglenea fortunei (Saunders, 1853)

ラミーカミキリを発見しました。最後の最後にお前か(笑)。お後が宜しいようで。


≪今回の成果≫ ※お初種は橙
ツヤケシハナカミキリ×3
トガリバホソコバネカミキリ×2
ニンフホソハナカミキリ×3
ヒゲナガヒメルリカミキリ×2
ヨツスジハナカミキリ×4
ラミーカミキリ×1

NEXT予定→もういっちょ奥多摩かな?


奥多摩de昆虫採集in2016 春の原生林

どうも!

siaymitoです。記事を書き上げたんですが・・・

大分過去分の記事になってしまったので、

最新でアップしました。


奥多摩de昆虫採集in2016 春の原生林と夕刻の楓

をご覧くださいませ。

小雨の裏高尾

2016年4月24日 都内某所

昨夜の疲れが抜け切りませんが、今日は虫屋の友達H.O君との採集ということもあり、朝4時半起床で出発しました。

高尾駅には朝7時半到着。

天候は霧雨…最悪や(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)

しかし、天気予報を見る限り後々止みそうなので、

開始
特に気にせず出発します。

最初に目指すのは、ばっちょ先輩に教えてもらったポイント。

先輩方が16時半に掬ってヒゲナガコバネを3匹採ったやばいポイントらしい…

意外とすんなりポイントに到着しました。

カエデの花で真面目にカミキリを狙うのは初めてらしいH.Oと共に、スイープしていきます。

状況は、雨がやっと止んだ状態。

網は一瞬でびしょびしょ…後で面倒くせぇやつだ(;一_一)

そんなずぶ濡れ網を覗くと…おぉ意外に甲虫入ってるで!!

結構いろいろ入ってます。

手当たり次第に二人とも、毒瓶に入れていきます。
ここ成果はフタオビとヒメクロトラだけでした。

1匹目
これは先輩のお土産に

ちょうど梅が周りにあったのでスイープしてみるとチョッキリが入ってきます
IMG_0795_convert_20160506220856.jpg

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こうみるとチョッキリ類も良い。

今後は集めていこう。

このポイントは切り上げて、再び歩みを進めます。
風景
空はまだどんより・・・天気予報はあてになりませんね。

風景
山頂方面はまだ雨のよう・・・これ本当にやむのか?

途中道端のカエデが満開だったので掬ってみます。

フタオビ
セスジヒメハナカミキリ

網にはセスジヒメハナカミキリが入りました。

こいつはお初種だったかな?ひとまず雨でもゴリ押せば数は稼げそうです。

途中満開のウワミズザクラ等も掬ってみます。
IMG_0820_convert_20160506221217.jpg

良い虫は多々入りますしかし、カミキリはセスジが何匹か入る程度。
これが雨の日クオリティー。。。

別のポイントへ移動、林道の奥にある実績のあるカエデへ向かいます。

風景
全く回復の兆しなし。

途中、

?

ヤツワクガビルの捕食シーンに遭遇。何気に所見(笑

出発
気持ちを切り替え再出発!奥地へ足を踏み入れます。

途中、道脇のイタドリをスイープしてみると、
IMG_0817_convert_20160506221103.jpg
イタドリハムシ

狙い通りイタドリハムシをげっと!!

正直一人じゃスルーしてましたが、H.Oの”やれるだけやろう”というアドバイスのおかげでした。

友との採集はこういった場面で強いのかもしれません。

二人で駄弁りながら登っていると、
風景
何度も通っているご神木に到着。ちょうど雨も止みました!

ここしかチャンスはない!!

という事で二人で満遍なくスイープ

風景
スイープ!

やっぱり麓の集落のカエデとは集まり方が違う!!

とりあえず網にはたくさん入ってる!!

ミヤマルリハナ
ミヤマルリハナカミキリ

トゲヒゲ
安定と信頼のトゲヒゲトラカミキリ。
他には、トガリバアカネや、フタオビヒメが見れました。

ここで粘るも、ヒゲナガコバネはこの天気では流石に飛ぶはずもなく、撤退。
再び霧雨も降り始めました。

帰途

虫談義に花を咲かせながら、駅目指して歩きます。

葉上

最後の最後で葉上で雨宿りをしていたセスジヒメハナカミキリを発見。

お後がよろしいようで
===============
今回は初めての虫友とのガチ採集でした。

天候は雨と恵まれなかったものの、それなりに戦果も上げられ、H.Oにもカエデ掬いを堪能してもらえたようで、よかったです。

自分としても非常に新鮮な体験でした。

H.O君お疲れさまでした!次も頑張ろう!
プロフィール

siaymito

Author:siaymito
昆虫大好きな、とある理系高校の高1です。カミキリムシを中心に色々な昆虫の事を写真と一緒に書いていきたいです。最近無事復活しました。
"東京都だけでカミキリ250種"を目標にしています。
有名産地…?知るか!?東京で十分だ!!


≪現在の目標≫
ネキ(一部達成)、コブ、オオトラカミキリ、オオアオカミキリ、ミヤマカミキリ、珍種ゴマフ三兄弟、パキピド

≪達成≫
ニシキキンカメムシ
ヨコヤマヒゲナガカミキリ
ヒラヤマコブハナカミキリ
トガリバホソコバネカミキリ(フォルモサ)
オオホソコバネカミキリ(ソリダ)
オオチャイロハナムグリ

twitter始めました。@solida_y

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